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名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2022-09

2022/9/30 (金)

わずかな歯の移動は簡単?

矯正治療において、あと少し歯がこちらに来てくれたらよいのだが、と思うことは多々あります。

わずかな歯の移動

  1. あと少し中心が一致すればよいのだが
    上下の正中線(中心の位置)が一致するには、IPR(歯を薄く削る)などで合わせられる一方、全体の歯の移動が必要な場合もあります。
  2. あと少し前に出たらよいのだが
    これも、IPRで簡単に出来ることもあれば、順番に歯を奥へ意図せ宇してスペースを作り、初めて前方への移動が可能になることもあります。
  3. 歯の隙間がわずかに残る
    矯正治療が終盤に近付いてきて、わずかに隙間が残ることがあります。抜歯ケースや左右の歯のサイズが異なるケースで見られます。

見た目と実際の違い

  • 見た目だけの判断では、誤ってしまうことがあります。
  • 正しい診断と予知性の高い治療方法の選択が、矯正治療の予定通りの仕上がりには必要です。
  • わずかな歯の移動でも甘く見ないことが大事です。



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2022/9/23 (金)

歯のデコボコ抜歯せずに治ると良いが

歯のデコボコがひどいと、抜歯して矯正治療するように勧められることが多くなります。

抜歯矯正

  • 歯の幅とアゴの歯列の並ぶスペースの差が大きく、歯の幅が過剰な場合、デコボコな歯並びとなります。
  • 歯列の拡大、前後への歯の移動、IPR(歯を薄くする)などでは、その差が解消されない場合、抜歯ケース、外科矯正などの選択となります。
  • もし、抜歯をしなければ歯が前方に飛び出して、不安定な仕上がりになります。

ボーダーラインは

  • 人により後方への移動するアゴのスペース、拡大できる範囲が異なります。
  • 差が6mm以上あると抜歯ケースを考える場合が多いのですが、様々に要素も考慮に入れる必要があります。
  • よく相談の上に治療に取り掛かりましょう。



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2022/9/16 (金)

歯と歯列のサイズのズレ

歯列と歯のサイズがうまくマッチしていれば、良い歯並びになる環境がひとつ整います。

歯のサイズ

  • 歯の幅径の合計の輪が、歯列と一致するのが理想です。
  • しかし、歯のサイズの和が大きければ叢生(デコボコの歯並び)に、小さければすきっ歯になる可能性があります。
  • 同じ人でも、左右で歯の幅径が異なることもあります。
  • さらに、過剰歯や先天的な欠損歯が見られることもあります。

歯列のサイズ

  • 歯列のサイズはそのベースとなるアゴの骨に左右されます。
  • アゴの骨が大きく、歯がその中央部に並ぶとすると、歯列のサイズも大きくなる傾向があります。
  • 上下でそのサイズが異なることもあります。
  • 様々な要素で狭窄歯列となることもあります。

矯正治療の計画

  • 上記の組み合わせで歯並びや見た目に変化が起きます。
  • 矯正治療をする際には、骨格的なもの、骨格に対する歯の位置、歯列の状態、骨格に対する歯列の角度やその位置などをよく検討して診断していきます。



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2022/9/9 (金)

歯列とアゴのズレ

アゴの中央部に歯の並ぶ歯列があり、上下の咬み合わせがしっかりできていれば、噛み合わせが安定します。

上下のアゴのサイズ

  • 上下のアゴのバランスが良ければ、それに伴い歯列もバランスが取れます。
  • しかし、上アゴが大きく下アゴが小さい場合、上の歯列が外側に下の歯列が内側になり、上下が上手く噛み合いません。
  • 通常アゴの中心部に歯列が来るのですが、上の歯列を内側に下の歯列を外側にしないと、噛み合わせが成り立ちません。

様々な因子

  • 上下のアゴのサイズのみならず、歯のサイズ、歯列の形状、咬み込みの深さなども加わり、様々な不正咬合のパターンとなります。
  • 舌口唇などの習癖も加わります。
  • このような様々な因子を考慮しつつ、矯正治療の計画を立てていきます。



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2022/9/2 (金)

歯とアゴのギャップ

矯正治療を行う際、骨格的なアゴの位置関係と、歯の並んでいる歯列の位置関係が問題となることがあります。
分かりやすく言うと、アゴの位置と歯の位置がズレていることがあります。

歯とアゴのギャップとは

  • 例えば、骨格に対するアゴの位置関係は下アゴが出ているにもかかわらず、奥歯の咬み合わせはしっかり良い位置に咬んでいるとします。
  • そのアゴの位置での歯の関係では、下の奥歯は奥へズレて下の前歯が舌側(裏側)に傾斜、上の前歯は唇側(表側に)傾斜してしまいます。
  • 何気なく歯並びだけ見ていると前歯の問題のように思えますが、そのベースとなるアゴの位置関係はチェックする必要があります。

矯正治療の際の注意点

  • 骨格的な上下の位置関係は、ベースとなるものです。
  • 歯だけ矯正治療しようとしても、アゴの中心から逸脱するため、根元が長くなる、歯の間に隙間が出るなどの原因となります。
  • 歯列とアゴのズレが軽度であれば、ある程度歯並びを整えることが出来ます。
  • しかし、このギャップが著明であれば、歯だけ矯正治療するのは困難となります。
  • 外科矯正などを考えます。



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