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名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2021-12

2021/12/31 (金)

リテーナーとはどのようなもの

リテーナー(保定装置)とは、矯正歯科治療で歯並びを整えた後、後戻りを防ぐための装置の事です。

きれいに並んだ歯がなぜ後戻りするの?

  • 歯を移動させるには、歯の周りの歯槽骨を押して移動していきます。
  • 押された側の骨は吸収して、逆に引っ張られた側は骨が添窩します。
  • 歯と骨の間にある歯根膜線維も新たに配列されます。
  • 回転や傾斜などもとあった線維の配列は、組み換えが進まないとゴムのように元に戻ろうとしてしまいます。
  • 歯槽骨の新生、添窩には期間がかかるので、移動直後は歯の動揺があります。
  • 従って、歯の移動直後はその位置を保つのに不安定な時期になります。

リテーナーのタイプ

大きく分けて2種類あります。

固定式

歯の裏側にワイヤーを接着して固定するタイプです。

可撤式

取り外しができるタイプです。
ワイヤーとレジン床のタイプ、マウスピースのタイプなどがあります。



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2021/12/24 (金)

矯正歯科治療で親知らずは抜歯する?

矯正歯科治療の際、親知らずは抜歯しておく必要があるのかをお話しします。

親知らずの特徴

  • 親知らずは前から8番目に位置する歯で、萌出スペースがなくトラブルを起こすことが多いのが特徴です。
  • 歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
  • 放出するスペースがなければ、萌出位置が乱れる、水平に倒れる、埋伏して生えてこれないなどが起こってきます。

矯正歯科治療の時、問題になること

  • 矯正治療をする際、不正咬合の種類によっては、後方移動をするケースで親知らずが後方移動を邪魔する場合があります。
  • 親知らずが水平埋伏している場合など、矯正治療中や術後に歯列を前方に押してきて、再び歯並びが乱れる原因になります。

親知らずを残すケース

  • もし、歯牙移動に影響が及ばない、上下の親知らずが上手く咬合に関与している場合などは抜歯の必要がないでしょう。
  • また、空隙歯列で、少しでも空隙を埋めるための歯のスペースが必要な場合には、親知らずも有効に利用したいです。



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2021/12/17 (金)

出っ歯の抜歯ケース

出っ歯(上顎前突)のケースで、スペースがかなり足りないため、抜歯を余技なくされるケースについてお話しします。

抜歯してスペースを作る理由

  1. 歯列を拡大、後方拡大をしてもスペースが足りず、抜歯が必要になる。
  2. 前方の突出が著しいため、前突感をなくすために行われる。
  3. 上下のアゴのバランスが悪く、それを整えるために抜歯する。

矯正の手順

  • 最初に正確な診断をします。
  • カウンセリングの後、治療をご希望の場合、計画に沿って治療を開始します。
  • 矯正する前には、虫歯や歯周病をあらかじめ治療しておく必要があります。
  • 抜歯の時期は、治療計画によく異なります。
  • 抜歯後には奥歯が前方に移動しないように、前歯を後方に移動していきます。
  • インプラントアンカーを使うことが多くなりました。
  • 以前は、ヘッドギアなどの大型の装置を使っていました。
  • 抜歯したスペースを最大限生かして前歯を後方へ移動します。
  • 移動が終わったら、後戻りしないようにリテーナーを装着します。



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2021/12/10 (金)

矯正治療で抜歯

矯正歯科治療を行う際、抜歯ケースになることもあります。

抜歯ケースになる歯並び

  1. 歯のデコボコ(叢生)が強く、スペース不足が大きい場合
  2. 顔貌の変化の希望がある場合
  3. 出っ歯のため、大きく前歯を後退する必要がある場合
  4. 反対咬合で外科矯正ほどではないが、上下の前歯のギャップが大きい場合
  5. 左右の歯数や歯の幅に差があるため、バランスを整えるため
    などです。

どうしても歯を抜きたくない

抜歯ケースではあるが、歯を抜歯したくない場合にどのようなことが起こるか

  1. 歯並びを拡大、後方移動などしてもスペース不足を補えない時、前歯を前方に移動せざるを得ないことがあります。出っ歯になります。
  2. アゴのベースから歯を外側に押し出すと、アゴの骨から歯が逸脱するため、歯が長くなったり、動揺したりします。
  3. 咬み合わせが不安定になり、再び歯並びが乱れやすくなります。

しかし、抜歯は最後の手段です

  • なるべく抜歯をせずに矯正歯科治療を達成したいものです。
  • 一度抜歯をすると、再び歯は生えてはきません。
  • 良くご相談のうえ、治療を開始しましょう。



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2021/12/3 (金)

わずかな欠損部の矯正

歯の欠損があるが、1歯程度のわずかな隙間がある場合、矯正歯科治療を用いてどのようなことが出来るのかをお話しします。

欠損のできたわけ

  1. 不幸にして歯を抜歯しなければならなくなった
    虫歯、歯周病、外傷などで歯を失ってしまう。
  2. もともとない
    先天的に歯が欠損している場合です。
  3. すきっ歯でスペースが開いている場合です。

矯正治療でどのようなことが出来るのか

お口の中の咬み合わせを整えたり、欠損部のスペースを調整したりする時に、矯正治療が役立ちます。

修復のお膳立てとしての役割があります。

  1. 欠損部をブリッジなどで治す場合
    歯の欠損位置をより安定する位置に移動してから修復を行えます。
    例えば、欠損部が中間に位置するように移動すれば噛み合わせの力の配分が上手くいきます。
  2. すきっ歯
    歯がバラバラになっている場合、位置を整えることにより、冠の大きさが整い自然な感じに仕上がります。

インプラントを行う場合

  1. 上下の咬み合わせを整えることにより、より適した位置にインプラントを埋入することが出来ます。
  2. インプラントを埋めるスペースが足りない時、スペースを広げてインプラント埋入を可能にします。



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