calendar 名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2021.07
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2021/7/30 (金)
矯正治療を始める前の検査
矯正治療を始める前にはどのような検査をするのでしょうか。
検査の種類
- 歯型
歯の形を取り、歯列の形やサイズ、歯のサイズ、咬み合わせなどをチェックします。 - 写真
顔貌写真(側貌、正面、スマイル)、口腔内写真(正面、左右側面、口蓋、舌側、咬合時の前歯部側面など) - レントゲン
セファロレントゲン、パノラマ、デンタル、CTなどを撮影して、歯並びの検討、齲蝕や歯周病の検査、顎関節、親知らずのチェックなどを行います。 - 既往歴
習癖の有無、家族の歯並び、口呼吸や鼻詰まりの既往、その他必要に応じて歯並びに影響する履歴など - 咬み合わせの検査
- 虫歯や歯周病の検査などです。
検査以外の事項
- 何よりも問診とカウンセリングが大事です。
- 矯正治療をしようと思った動機、どのような歯並びや状態を望んでいるのか、矯正に対する思いなどを詳しく調べます。
- 現在の状態とゴールへの道のり、実現可能な治療への道筋などをご相談します。
2021/7/23 (金)
矯正治療を始める前に知っておくこと
矯正治療をして、歯並びを整える決意をしました。治療を始めるにあたり、知っておくことをお話しします。
矯正治療の特徴
- 治療期間がかかります。
歯を移動するには期間がかかります。途中で挫折しないようにしましょう。 - 歯を移動した後に、後戻りを防ぐ必要があります。
リテーナーという装置をはめます。 - 費用が掛かります。
一部の治療を除き、自費の治療となります。 - 場合によっては抜歯ケースとなることもあります。
- 矯正装置が複雑な場合には、歯周病予防、虫歯要望のため、歯磨きに時間がかかります。
- 装置による歯の移動のため、途中噛み合わせに苦労することもあります。
などです。
治療には限界があります
- アゴのバランスの状況により、歯の移動だけでは限界があります。
- そのような場合には、アゴを外科的に修正するといった外科矯正で対応できる場合もあります。
- アゴの大きさの範囲内で歯を移動するため、動かす距離には制限があります。
- アゴを逸脱して移動すれば歯根露出、動揺と言ったことが起きます。
- アゴと歯の大きさのバランスが悪い場合、抜歯ケース、補綴によりスペースを埋める修復、歯の大きさを調整するためにかぶせるなどの処置が必要なこともあります。
始める前に
- よくカウンセリングすることをお勧めします。
- 治療の目標の設定、予後の見通しなどをよく相談します。
- また、治療中に不安なことがあれば、早めに相談しましょう。
2021/7/16 (金)
矯正治療で得られるもの
歯並びを治療してどのようなものが得られるのだろうか。また、注意すべき点は何か。
矯正治療で獲得を期待すること
- 見た目の改善
歯並びを治し、審美的に良くなる。コンプレックスも解消可能となり、自分への自信が持てる。 - 咀嚼の改善
咬み合わせが良くなることで咀嚼効率が上がる。 - 歯磨きしやすい
虫歯予防、歯周病予防となる。 - 発音の改善
空気が漏れる発音や不鮮明な発音が改善される。人前でしゃべるのが苦じゃなくなる。
注意すべき点
- 治療期間が長くかかる。
途中で中断しないことが大切です。 - 費用が掛かる。
自費治療となり、費用が掛かります。 - 装置が必要。
矯正装置は複雑なものもあり、ブラッシングしにくく、プラークが停滞すると虫歯や歯周病になる。 - 抜歯を必要とすることもある。
スペース不足が強い場合には、抜歯ケースとなる場合があります。
2021/7/9 (金)
下の前歯がデコボコ
下の前歯がデコボコして気になる。最近特に目立ってきたような気がする。と悩んでいる方が多いです。
下の前歯のデコボコの原因
- 歯の並ぶスペースが不足している。
アゴに対して歯が大きく歯列に収まっていない。 - 奥歯からの影響がある。
奥歯が前方に押しているためにスペース不足が起こっている。
中には、親知らずの影響を受けていることもある。 - 歯周病などの要素が含まれる。
歯の周りの骨の支えが緩くなり、歯の病的移動を起こしている。 - 歯列がV字状で狭窄している。
治療方法
- 上記の原因に対する治療をします。
- 下の左右犬歯間の距離を拡大することは難しいとされるため、歯の移動には制約があります。
- デコボコの程度が軽ければ、IPRなどの歯を薄くする方法で解決できます。
- 歯の圧下も必要な場合には、歯根方向の移動だけではなく、相対的な移動なども組み合わせます。
2021/7/2 (金)
前歯一本だけが中に入っている
上の前歯が下の歯を覆っている咬み合わせが普通ですが、上の前歯が1本だけ中に入って下の前歯が表に見えています。
この咬み合わせに問題がある?
咬み合わせによって不都合な点を挙げます
- アゴの位置が制限され、思った位置で噛めない。
- 歯磨きがやりにくい。
- 見た目が悪い。
- 成長期であればアゴの発達が制限される恐れがある。
- 顎関節症のリスクが高まる。
治療は
- 特にアゴが発達している時期にこの咬み合わせは避けたいので、早期に治療します。
- 無理な動きにより歯が摩耗することを避けたいものです。
- 歯列の狭窄、歯の生える位置の問題、スペース不足、習癖など原因となる要素を取り除きます。
- ブラケット治療、リンガルアーチなどによる治療が行われます。