calendar 名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2020.08
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2020/8/28 (金)
歯が1本飛び出す
歯が1本だけ飛び出している。その歯が何とかなれば、と考えている状態の方に相談を受けました。
飛び出している歯はどの歯?
- 多いのが上の前歯です。
並ぶスペースの不足、習癖、アゴとの関係など、原因があります。
審美的に目立つという点で、気になる方が多いのです。
また、飛び出ている歯で口唇を噛む、ぶつけてしまうといった生活に結び付くトラブルも多く発生します。 - 小臼歯と言われる歯が飛び出ていることもあります。
側方にあるので顔の輪郭が変わる、下の歯とうまくかみ合わず食べにくいなどが起こります。 - 奥歯、特に上の一番奥が外に出でいる
逆に下の奥歯が内側入り込んでいる咬み合わせです。
すれ違い咬合の場合、ものがしっかり噛めない、ブラシが当てにくいなどが起こります。
治療
- それぞれの原因を取り除く治療をします。
- スペースが足りなければ、全体の歯列を調整することが多くなります。
- アゴのサイズが上下で違う場合、重度になると上下で咬み合わず、外科矯正の対象になります。
2020/8/21 (金)
歯並びと着色
歯並びが悪いとハブラシが届かない部分ができ、着色してくることが多く見られます。
ブラシの工夫
- 届かない部分は、ブラシの当て方を工夫します。
- 角度と動かす方向を鏡で確認しながら行います。
- 力を入れて磨いても毛先が広がるだけでブラシは歯面に当たらないので注意しましょう。
- ブラシを小型のものに変えたり、歯間ブラシで磨きます。
- それでもうまくハブラシが届かない部分ができます。
- その場合には、歯科医院で定期的に清掃してもらいましょう。
着色除去
- 歯科医院では、PMTCという専門的な機械的清掃法を行います。
- 歯面研磨用カップなどにペーストを付けて磨くと奇麗になります。
- さらに細かい粒子を噴射して着色を取り除く器械もあります。
- 一度相談されてみてはいかがですか。
2020/8/14 (金)
再矯正治療する
一度矯正治療を行い再びまた歯並びを治療する。
矯正治療の途中で転院して、再び治療を再開する。
など、があります。
治療の難易度が上がる。
- 矯正治療を一度受けた場合、当初の歯の位置から移動しますが、何本かの歯の位置がそれぞれ異なった動きをします。
- 当初の歯の位置とアゴの関係を想定することが困難になります。
歯根の受けたダメージやアンキロージス(歯が固まって動かない)、周囲の歯槽骨の安定度などは、治療前と違っています。 - すなわち、最初にする矯正治療と2回目以降にする矯正治療は、同じ力をかけても動き方が異なってく可能性があります。
- また、IPR(歯を細くけずる)などの処置受けたことも見逃される恐れがあります。
- 抜歯ケースの場合には、スペースがさらに不足していて歯を並べることが困難になることもあります。
第二期治療とは異なる
- 子供の頃アゴのバランスを整えるための治療を受け、再び矯正治療を受けるのとはとは意味合いが異なります。
- 第一期治療を受けると永久歯の本格的矯正が非常に楽になります。
- 再矯正治療は、後戻りのわずかな修正とも異なります。
2020/8/7 (金)
歯並びと発音
歯並びによっては、発音に問題が生じていることがあります。
発音に支障をきたす歯並び
1. 空気が漏れるような歯並びの状態のとき、相手から聞き取りにくいといったようなことがあります。
- 反対咬合、上顎前突などで上下の前歯が咬み合っておらず、そこから空気が抜ける場合です。
- 空隙歯列の場合も歯の間から空気が漏れて発音に支障が生じます。
2. 次に、上アゴの裏側に「さ」たあるいは「た」の発音をするときに邪魔になる歯並びの時です。
- 叢生(凸凹の歯並び)やクロスバイト(上下反対の歯並び)の時です。
他の要素
発音に支障をきたすほかの要素は、
- 舌小帯が発達している場合。
舌を思うように動かすことができません。 - 鼻に空気が漏れる場合。
鼻疾患のほか、脳梗塞後遺症などが挙げられます。 - 口唇の閉じに問題がある場合。
口唇の力が弱い場合、「ぱ」などの発音がうまくできません。