名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2021-11-19
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インプラントアンカー矯正は便利
インプラントアンカー矯正とは、矯正用のインプラントを埋め、それをアンカー(固定源)として利用する矯正歯科治療です。
メリット・デメリット
メリット
- ヘッドギアなどの大型の矯正器具を使わなくても済みます。
- 今まで難しかった方向への歯の移動が可能になりました。
- 移動するときのロスがなくなり
- 抜歯しなくても矯正治療の可能なケースが増えました。
- 外科矯正を回避かる可能性があります。
デメリット
- インプラントを埋め込むための手術が必要です。
手術と言っても、スクリュータイプの場合、少量の麻酔をして、ネジを歯肉の埋めるために5分程度の時間で終わります。 - 概ね14歳以下の子供には使えません。
子供はインプラントアンカーがしっかり骨に定着しないためにすぐに外れてしまいます。 - 清掃を丁寧にする必要がある
プラークが多いと歯肉が腫れ、最悪の場合脱落することもあります。
便利な点
- 抜歯ケースで前歯を後退させる場合
通常、前歯と奥歯でエラスティックゴムをかけると、前歯を後退することにより奥歯もある程度前に動いてしまいます。
インプラントアンカーを用いた場合、前歯のみ後退させることが可能でロスがありません。 - 奥歯の圧下
奥歯を圧下(根の方向に移動)するためにはイプラントアンカーを利用します。この装置を用いなければ難しい治療です。 - ヘッドギアを使わなくてもよい
顎外固定装置と言われるヘッドギアは、帽子をかぶり、口の外にまで延ばしたワイヤーにゴムを掛けて引く装置です。それが口の中だけで済む小型の装置でも可能になります。
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