名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2021-11-12
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ヘッドギアという矯正器具
子供に使うことが比較的多い矯正器具で、上の奥歯を後方に移動したいときに用います。
ヘッドギアの使い方
- 上の第一大臼歯にワイヤー(インナーボー)を引っ掛け、アウターボー(ほっぺたの外側に回り込むワイヤー)と頭にかぶった帽子の止めをゴムで引っ掛けます。
- ゴムの力で上の第一大臼歯を後方へ移動していきます。
どのような時に使用するのか
- 出っ歯(上顎前突)を引っ込めたいとき
上の臼歯部を奥に引っ張ることで順番奥へ移動し、前歯を引っ込めます。 - 上下前歯の間に隙間(オープンバイト)がある時
ヘッドギアで引っ張る方向を上方(ハイプル)に向けます。
上の奥歯を沈める方向に動かすことにより、オープンバイトを治していきます。
ヘッドギア以外の方法
- 大臼歯を後方移動するため、インプラントアンカーを立てエラスティックで引いていきます。
口の中だけで済み、現在ではこちらの方法を多用します。
但し、14歳以下ではインプラントアンカーが定着せずにすぐに外れるため、小さいお子様には不向きです。 - マウスピースで治療する
インビザラインで上の奥歯を3mm程度動かすことは比較的容易です。
それ以上になるとマウスピースにひずみが出来き十分に移動できないことがあります。
※ いずれの方法も、後方に移動するためのアゴの余裕があるかを良く診断した上で治療を開始します。
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