名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2020-02-07
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矯正力と歯の動き
歯を移動するには、矯正力を加えていきますが、動きの種類により必要な力に違いがあります。
移動するのに必要な矯正力
- 通常挺出(歯を浮き上がらせる)、傾斜移動するなどにはわずかな力で済むのに対して、圧下(歯を沈ませる)するには大きな力が必要とされます。
- 歯の骨密度、歯根の表面積などによってもその力に違いが出てきます。
- 骨の密度が大きいほど、歯根の表面積の大きいほど力が必要となります。
- さらに力が強すぎると歯根膜に強い貧血を起こし、硝子変性を起こすため、逆に移動が進まなくなります。
- 最も良い移動方法は、弱い継続的な力だと言われています。
理想的に矯正力
- 「セルフライゲーション」と呼ばれるものがあります。
ローフォース(弱い力)、 ローフリクション(弱い摩擦抵抗)で歯を移動することです。 - ブラケットのスロットをワイヤーが抵抗なく移動していくには、弱い矯正力でワイヤーを縛り付けないような装着をします。
- シャッター式の維持方法をします。
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