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名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2022-07

2022/7/29 (金)

反対咬合と低位舌

反対咬合は、通常上の歯が下の歯を覆うのですが、その関係が逆になり、下の歯が前方に出ている状態を言います。
低位舌は、物を飲み込むときに舌尖が下方に位置することです。

低位舌と反対咬合の関係

  • 物を飲み込むときに舌の先端が下方、下の前歯の裏側にあると、下の歯を前方に押して、やがてベースの骨も前方に向かいます。
  • 特に小さいうちにこのような低位舌があると骨格に影響を及ぼしやすくなります。
  • 反対咬合のすべての原因が低位舌にあるわけではありませんが、持続的なごく弱い力がかかり続けることが骨格の成長に影響を及ぼしてきます。

正しい舌の位置

  • 物を飲み込むときに舌尖の位置は、上の前歯の付け根の少し後方に位置します。
  • ここをスポットと呼びます。
  • 歯並びで悩んでいる方の多くは、スポットの位置から外れる場合があります。
  • 一度自分で確かめてみると良いでしょう。
  • スポットから外れて舌尖が前方に来ると、出っ歯や開咬になりやすく、それより下方に来ると反対咬合になりやすい傾向があります。



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2022/7/22 (金)

口呼吸と歯並び

口呼吸と歯並びは、関係するの と思われるかもしれません。
口呼吸は、歯並びをはじめ、歯周病などにも影響を及ぼします。

口呼吸による影響

  • 口で息をするということは、口を閉じるのに使う筋肉を使わなくなるということです。
  • 口輪筋(口唇の周りの筋肉)は緩み、口ポカ状態になります。
  • 舌は、下の方(低位舌)にないと呼吸しずらく、歯並びにも影響します。
  • 上アゴは狭くなり、前歯が飛び足して出っ歯になったり、ガタガタの歯並び(叢生)なったり、開咬、あるいは下の前歯を押して反対咬合になったりします。
  • さらに口呼吸により口の中は乾燥するため、虫歯や歯周病になるリスクが増します。

対処方法

  • もし、鼻疾患があれば早目に治します。
  • 子供のころは扁桃腺が腫れやすく、口呼吸になりやすいこともあります。
  • 舌の位置を正しい位置に戻します。
  • 物を飲み込むときの舌尖の位置は、前歯の少し後ろのスポットの位置にあります。
  • 正しい位置にあれば、将来の歯並びも良い方向に向かいます。



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2022/7/15 (金)

出っ歯の改善方法

出っ歯が気になり、人前で口を開けるのに抵抗があるという方をよく見かけます。
出っ歯の種類、矯正治療や修復処置を利用した治し方をご紹介します。

出っ歯の種類

出っ歯は、上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言いますが、そのパターンがあります。

  1. 上アゴが出たタイプ
    上のアゴの骨格が大きく前方に飛び出している。
  2. 下アゴが劣成長のタイプ
    下アゴの成長発育が悪く、結果として上が出て見える。
  3. 上の歯が出たタイプ
    歯の位置や傾斜に問題があり、出っ歯になる。
  4. 上下が出たタイプ
    日本人多い「上下顎前突」のタイプで、上も下の前方に出ている。

出っ歯の治療

  • 大きく分けて上記のように、骨格に問題があるものと、歯に問題があるものがありますが、診断を丁寧に行うことから始まります。
  • 出っ歯の程度を判断して、歯列拡大、後方移動、抜歯ケース、外科矯正などをご相談します。
  • ワイヤー+ブラケットによるマルチバンド、インビザラインなどのマウスピース矯正などにより治療していきます。

修復による治療

  • 1~2本の出っ歯、根元の位置は比較的良好、奥歯の咬み合わせが安定している、虫歯などで歯の修復が必要などの条件があります。
  • 健全な歯は、矯正歯科治療を優先します。



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2022/7/8 (金)

口ゴボ(クチゴボ)の治療

口ゴボとは、顔を横から見たとき、口元が盛り上がって出ている状態です。

口ゴボの原因

口元が出ているのは、主に出っ歯が原因しています。

  1. 歯が外側に突出している
  2. 骨格を構成するアゴそのものが出ている
  3. 両者が出ている
    日本人は、上も下も突出している「上下顎前突」のケースが良く見受けられます。
    指しゃぶり、舌癖などの習癖が関与しているケースもあります。

治療方法

  • 口元を引っ込めるには、しっかりとした診断をします。
  • 見た目を変えるには、歯を並べただけでは改善しないことが多いです。
  • 主に骨格が原因している場合には、外科矯正なども考慮に入れます。
  • 歯列拡大、後方移動などを行ってもなお、歯の突出が大きい時には、抜歯ケースになります。



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2022/7/1 (金)

咬合診断の際のチェックポイント

矯正治療においても、修復治療においても咬合に問題ないことが大事になります。

チェックポイント

  1. 一歯対二歯で咬み合う
    安定した咬み合わせの条件になります。
  2. 早期接触、咬頭干渉がない
    咬み合わせる際にどこか先に当たったり(早期接触)、アゴを動かすときにどこかがつかえて当たるためスムーズに動かせない(咬頭干渉)ことがないように調整します。
  3. 犬歯誘導、臼歯離開咬合
    側方運動(横にアゴをずらす)をするとき犬歯が支えとなり咬み合わせを誘導する、あるいは前方運動時に前歯部が接触滑走して臼歯部は離開する咬合の様式にすれば、自然なアゴの動きがしやすくなります。
  4. アゴと咬み合わせの位置が一致
    アゴの関節の安定した位置、最大限で歯が合わさる位置、咬み合わせで使う筋肉が緊張していない位置が同一なのが望ましい。
  5. 習慣咬合の動きが安定している
    通常噛みなれたアゴの動きが、ブレないで安定している。



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