calendar 名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2022.01
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2022/1/28 (金)
上顎前突と習癖
上顎前突は、出っ歯の事です。習癖が子の歯並びも影響を与えています。
影響を与える習癖
- 口呼吸
鼻づまり等の耳鼻科疾患が原因のことが多く、口を「ポカー」と開けている状態が多く、口の周りの口輪筋などの緊張が緩んでいます。上の前歯は緩んだ口唇の方向(前方)へ出てきます。 - 舌癖
物を飲み込んだり、つばを飲み込んだりする時、舌が上顎前歯を前方へ押す位置にあると出っ歯になります。通常、飲み込むときの舌先端の位置は上前歯の根元の口蓋の位置にあります。 - 指しゃぶり
前歯を前方の押す方向に指しゃぶが行われたとき、出っ歯になります。 - 口唇癖
下唇を噛む癖があると上の前歯が前方に移動してきます。
対策
- どのような習癖が出っ歯を誘発するかを知ることが大事です。
- 毎日のごく弱い力の継続が、歯が移動する力となります。
- 上記のような習癖が当てはまるのなら、その癖をしないように注意しましょう。
- それが難しければ、歯科医院で相談をしてください。
2022/1/21 (金)
指しゃぶりと開咬
指しゃぶりは、小さい頃の習癖だと知っていても、親の目の届かない場面で行われ、それが続いてしまうこともあります。
指しゃぶりと開咬の関係
- 開咬は、しっかり咬んで奥歯が咬み合っているのに、上下の前歯の間に隙間が出来ている状態の事です。
- 指しゃぶりをしている時間が長いほど、また指しゃぶりりをしている期間が長いほど開咬に与える影響が強くなります。
- 親がやめさせようと思っても、なかなか難しく、根気がいります。
- 最初は指が入る部分の歯の間に隙間ができ、指にはタコが出ています。
- これが長期に渡ると、骨格まで影響を受けます。
- 歯だけではなく骨格に影響を受けると矯正治療が一層困難になってきます。
治療方法
- まず、習癖である指しゃぶりをやめさせることです。
- 難しければ、専門の歯科医院に相談してみてください。
- 上下の歯の間の隙間は、早期であればある程度戻ってきます。
- しかし、小学校に上がっても続いている場合があります。
- アゴの発育も進んできて、その影響も大きくなります。
- 矯正器具の装着期間も長くなり、永久歯にすべて生え変わってから本格的な矯正治療となります。
- さらに中には、外科矯正となるケースもあります。
2022/1/14 (金)
顎関節に問題を起こすような咬合様式
咬合の様式によっては顎関節に問題を起こすことがあります。
咬合様式で問題を起こす
咬み合わせによっては、思うように噛めなかったり、アゴの関節に障害を与えたりします。
- 過蓋咬合
深すぎる咬合の場合です。下アゴを前に出そうとしても動きが制限され、アゴの関節にも悪影響が出るリスクがあります。 - クロスバイト
部分的に咬み合わせが逆の場合です。歯がロックされているためにこの咬み合わせでも思うようにアゴを動かすことが出来ません。 - 受け口
反対咬合で、通常下の歯に上の歯が覆いかぶさるのですが、それが逆の場合です。アゴの後方への動きが制限されます。 - 低位咬合
咬み合わせが低い場合です。
歯周病で奥歯の咬み合わせの位置が通常の高さを保つことが出来なくなった場合、多数歯欠損で咬み合わせの高さが保てない場合などです。顔貌が低くなるばかりか、アゴの関節への負担も大きくなります。 - オープンバイト
しっかり咬んでも前歯に隙間ができる咬み合わせです。奥歯のみに負担がかかり、奥歯の摩耗や咬合性外傷を起こし、顎関節にも負担がかかります。
対策
- 前述のように様々な咬合様式により、アゴの関節に負担がかかり問題を起こすリスクがあります。
- 矯正歯科治療で改善を図る。
- それでも低位咬合などは、咬み合わせの総合的な治療が必要になり、改善への道筋がより複雑になります。
- アゴの関節に問題を起こす前に、対策を取り治療することが大事です。
2022/1/7 (金)
矯正の治療期間
矯正歯科治療には、治るまである程度の期間がかかります。
治療期間の違い
ケースによって治療期間に差があるとは、どのようなことでしょう。
- 抜歯・非抜歯
歯を抜いた場合、歯の移動量が大きくなり、治療期間がかかります。 - 年齢
成長期には、アゴの大きさが大きくなり、一旦いいポジションに歯並びが整っても変化してしまうことがあります。そのため、最終仕上げは成長が完了した時点となります。 - 治療の難易度
治療が難しいケースでは、歯の移動に期間を要することが多くなります。
同じようなケースの場合、装置による期間の違いはあるか
- 治療装置によって治療期間に差が出るかどうかです。
- 装置によって特色があり、得意とするところと、不得意とするところがあります。
- 裏側矯正は審美的に良くても、価格が高い。
- マウスピース矯正は、はずしていたら治らない。
- いろいろなことが考えられますが、概ね、装置による治療期間の差はさほどないと考えてよいでしょう。