calendar 名古屋インプラント歯科Blog | 最新の歯周病治療 矯正歯科/2021.03
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2021/3/26 (金)
動的治療後にすること
矯正治療をしていよいよ装置を外します。歯を動かした後にはどのようなことをするのでしょうか。
装置の除去
- ブラケット、ワイヤーの撤去により、異物が無くなりお口の中が快適になります。
- マウスピース治療の場合には、アタッチメントと呼ばれる突起物の除去をします。
- インプラントアンカーなども取り除きます。
- 装置を取り除いた後には、歯面の清掃を行います。
- 必要に応じてフッ素塗布を行います。
記録を取ります
- レントゲン写真では、術前、術中、動的治療終了後の比較検討をします。
個々の歯の根元の骨の具合をチェックして、歯根の周囲が骨で満たされているかを見ます。
もし、空間があり、根の輪郭がはっきりしていれば、その歯はまだ不安定であることが推測されます。 - 模型を取っておきます。
後戻りが起こっていないか、後々に比較ができます。 - 咬み合わせのチェックをします。
上下の歯の当たり具合が十分あるかを見ます。
また、動きにより干渉が起きていないかを見ます。 - その他
口腔内写真や顔貌写真など必要に応じてできる限り正確に記録を残しておくことが、予後を見ていく上で大事です。
リテーナー
後戻りを防ぐうえでリテーナーの装着は欠かせません。
2021/3/19 (金)
マウスピースによる動的治療後
インビザラインを代表とするマウスピース治療は、最近増加件数が多くなっています。そこで、マウスピースによる動的治療後の特徴と注意事項をお話しします。
マウスピースによる治療の特徴
- 歯の移動は、通常2週間程度ごとにマウスピースを交換することより行います。
- 補助として、エラスティック、インプラントアンカーなどを用いることもあります。
- ブラケットが歯の一点に作用して動かすのに対して、マウスピースは歯を包み込むようにして動かします。
- ブラケットが歯に固定されているのに対して、マウスピースはアタッチメントと呼ばれる引っ掛かりを付けてはいますが固定はされていません。
動的治療後の注意事項
- 動的治療後は不安定で後戻りしやすいのは同じです。
- ブラケット治療と同様、リーテーナーという保持装置を付ける必要があります。
- リテーナーは、マウスピーで行うことが多いのですが、動的治療を行ったものより長期間使用するので丈夫にできています。
2021/3/12 (金)
矯正治療の動的治療後の注意
矯正治療では並び、咬み合わせを治療して装置を外したら、後戻りをしないようにします。
動的治療とは
- ワイヤーやブラケット、エラスティック、マウスピースなどにより、積極的に歯の移動を行う時期の治療です。
- それに対して、歯並びが整ったら後戻りを防ぐ治療は静的治療です。
なぜ保定装置(リテーナー)が必要なのか
- 歯の移動により、歯を支える骨がしっかりするのには時間がかかります。
- 特に、歯の周りに新生骨が出来、歯の動揺が落ち着くまでには期間がかかります。
- その周囲の骨と歯根膜線維、セメント質との連結が落ち着くことが大切です。
- さらに歯根膜線維は、ねじったり引っ張ったりすると元に戻ろうとします。
- 装置を外した後は、そのような不安定に状態だと言えます。
そこでリテーナーを作り後戻りを防ぎ、安定するのを待ちます。
動的治療の注意事項
- リテーナーをしっかりはめます。
歯磨きを丁寧に行い、歯肉に炎症を起こさないようにします。 - 炎症が軽度でも骨の回復を阻害します。
定期健診を受けましょう。 - 綺麗に整った状態から移動がないか、歯や歯肉に問題がないか等をチェックします。
2021/3/5 (金)
矯正歯科治療に親知らず抜歯が必要か?
矯正治療を始めるに当たって親知らずを抜いたほうが良いと言われるが、ほんとうなのでしょうか。必ずしも抜かなければいけないケースばかりではありません。
親知らず抜歯の理由
- 凸凹でスペース不足になっている場合
- 奥歯をさらに奥に移動したい場合
- 親知らずが歯列を前に押している場合
- 親知らずが虫歯になっている時
親知らずを残したい場合
- 親知らずの前の歯を抜歯して上下の咬み合わせを治療したい場合
- 十分なスペースがあり、あるいは空隙歯列で抜歯が必要ない場合
- 将来親知らずを利用できると思われる場合